KONICA IIIで8月あたりに撮った写真をば。
夏場の日中な上にSRMを使ったため、1/500 F=5.6~8と有る程度絞り込んでいるためボケ味を云々出来る様な作例とならなかったことをお詫びいたします。(笑
HEXANONと言えば、カリカリシャープな描写ではない優しい写りが魅力のレンズであり、このカメラについてもそれが当てはまって余りある優しい描写だ。
また、色合いもポジを見る限りフィルターレスにもかかわらず青被りも気にならず、一眼レンズよりも扱い易い印象を受ける。
開放までは空けられなかったが、F=5.6辺りの描写・ボケ具合は、やはり上品なとろけかたを見せている。
シャドーのつぶれ具合も、この年代の製品としては上出来以上の部類ではないだろうか?
いずれ”惚れた弱み”が有るにせよ、描写力を総合しても十分買って損はしなかったと言う印象。
しかし、問題は全金属製品なので重く、ダブルコッキングと言う機械的な脆弱性を抱えてどこまで気軽に使えるかと言うことだ。
何しろ、壊れてしまったら唯のアンティークな飾り物になってしまうのだが、それを押しても使いたいレンズをつけたカメラではある。
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