秩父鉄道 第4種

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真夏の羽生界隈。
122(ワンツーツー)を館林へ向けて走っておりますと陸橋の下になんとなく雰囲気が良い踏切を見つけ後日訪問してみたところ最近見かけなくなった第4種踏切が鎮座しています。

薮っ蚊と戦いながらも草深い畦道に身を潜め列車が来るのを待っておりますと、昔も昔の今から42年前に大学受験(落ちましたが…)で乗った元都営地下鉄の車両がコトコトとやって来て羽生方面へ軽快に走り去っていきました。

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思いも依らぬ再開になんとも嬉しい気分に成りまして、折角羽生くんだり迄来のだから何処かの駅へ移動し先程の折返しを待つ事にして車に乗り込みました。

さて、何処かの無人駅に付きやおらホームへ登ると様子が変です。


確か羽生方面は真っ直ぐ先、手前が熊谷方面と人力GPSが言っているのですが左の1番線が熊谷方面、右の2番線が羽生方面となっております…


一般的にこの様な島式ホームであれば進行方向が先の場合ホーム左を使用し手前へ進行の場合は右を使用するのですが、移動の道すがら何処をどう間違ったかどうにも体内GPSが狂ってしまったのかとパニックに陥りましたが程なくその謎が溶けたのでした。

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手前方向から羽生行の電車がやってきました。
しかも昔も昔の41年前、学生時代に通学で散々お世話になった東横顔の銀電と久方ぶりの再会です。

懐かしいと思う間もなく銀電氏はホーム右側に滑り込みました。


「逆なんだ…」

憶測ですがワンマン運転でウテシの行動効率を上げるための施策なのでしょう。
確かに島式ホームであればこの使用方法がワンマン扱いでの効率は大変高いものになると想像できます。

等と腕を組みブツブツと一人考察に納得の頷きをしてる間に銀電氏はスーッと羽生方面へ出発していきました。

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