原点回帰?

原点回帰?

歳をとると段々先祖帰りをするなどと誰かが言ったとかいわないとか。
むか~し昔のその昔、小学校2年生頃からか普通(?)に鉄道少年だったわけだけれども、中学生辺りからバンドをはじめたり、社会人になって土系のモータースポーツに嵌まったり、そして色々嵌まったりなんだりとして現在に至っている。
嵌まっていても、90年代に訪れた好景気の終焉によって先立つものがなくなる。
必然的にモータースポーツなんぞ続けられるはずもなく、さりとて仕事だけの人生もつまらない、何か新しい趣味をば始めようと算段している時に思い立ったのが”写真”だった。
(今となっては”カメラ蒐集”と言ったほうが正解かもしれないが・・・)
花やら風景やらを撮りながら、「やっぱHEXANONは最高だ!」と脳内で納得したりしてまぁやってることに対する不満もなく休日(たまに平日)を過ごしていた。
そんな中、茨城へ配属が決まり公私共に拠点が水戸に移ったのだが、当時(2000年初頭)の水戸・日立界隈はローカルムード満点で、国鉄タイプの鋼製やら国鉄色に復元されたディーゼルカーやら元地下鉄銀座線を魔改造した電車やらが走っており、昼時間などは弁当片手に線路端の安全な場所へ営業車をとめて眺めていたりした。

懐かしいなぁ~、この感じ・・・。
或る日、月に一度の会議で東京へ向かう水戸駅でのホーム。
いつもは無機的な録音でのアナウンスがホームに響いているのだが、その日は何故か肉声でアナウンスがされていた。
こりゃまた懐かしいなぁ?と、一人感慨に浸っていると乗車予定の特急が入線する時間が近づいてきた。
「まもなく~特別急行ぉ~、フレッシュひたちぃ~2号!が到着いたしまぁす」
特別急行・・・、って久しぶりに聞いた。
約1時間余りの車内で郷愁に浸っていると、三河島を過ぎる辺りで上野終点のアナウンス。
アナウンス冒頭のオルゴールが、いつもとは違い鉄道唱歌だった。
“10月・だからか?”
郷愁に浸って居る傍から、何かに目覚めてしまった。
“週末は日立電鉄に乗ろう。”
僕が始めて夢中になった、その趣味への原点回帰が始まった。

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