大磯珍道中

はてさて、先般の投稿通り大磯へ写真を撮りに行ってきました。

小学校4年生以来なので粗40年振りだな。

と言うのもですね、大磯町にある”ギャラリーさざれ石(11:00〜18:00 水・木曜日休廊:大磯町大磯1174)”にて、2015年10月6日まで開催されている「小澤忠恭 写真展 私説大磯百景・2015」に行ってきたわけです。

その写真展で、小澤忠恭さん(以降”小澤先生”)の展示作品と同じ場所を見つけ出し、且つ似たような写真を撮って来なさいと言う企画がありました。

※尚、この企画はエントリー制で、既に受付は終了しております。

今回の投稿では真似して撮ってみた写真の一部をUPするのですが、お手本となる小澤先生の作品を上げるわけには行かないので、僕の珍道中備忘録としております旨、予めご了承ください。って言うか、誰も読んじゃねぇわな!がっはっは!(泣笑

実はこの企画、一通り撮り終わった後ギャラリーさざれ石へ戻り、なんと小澤先生から直接講評が頂けるというなんとも贅沢な装いでありまして勿論小澤先生とは使用機材も違う上、この手の企画には初めて参加する僕としては、程よい緊張感を持って行ったわけです。

小澤先生の全36作品をすべて真似るべく、当日は軽箱バンで朝5時前に出発しテッペンに貼った高麗山をレリーズしたのが7時ちょい過ぎ、結果的には回りきれなかったのですが、日常を忘れてリフレッシュできた1日が始まったのでした。

この後すぐに湘南平千畳敷の展望台に向かったんだけれども、なんと開場が9時30分・・・、早々に諦めればよかったんだけど、なんかチョっと遊歩道を歩ってみたりしてタイムロス・・・。

その後は予習してコース取りしていた地図を片手に車移動。

小澤先生の作品の画面構成まで真似ようとすると、電車が来るのを待ったり。

或いは写しはしたが納得いかずもう1本待ったりしてる内に「こりゃ全部回れないかも・・・」と悟り始めたのが上の2枚をレリーズしたあたりから。

こりゃ遠いところから周って、町中へ戻るコースがベストだな、ウッシッシ。

と、この時は俺って天才だと悦に入っていたんだけど、その後大変な事態に気づくことになるのでした。

実は、この楽しくも贅沢な企画へ参加するにあたり、僕自身にもひとつのテーマを持ってましてですね、それは苦手と言うかあまり好きじゃぁない、まぁはっきり言って嫌いな広角の克服を目論んでいたのでした。

本当に難しい、決まらない、ピンどこ?水平シビア過ぎ!を再確認しつつ、使い続けてみる。

α7(無印)にSEL16F28+ワイコン付けて、APS-Cクロップ換算20mmの広角で撮り続ける。
結構面白いね、広いのは。

後の小澤先生から頂いた講評ではまぁケチョンケチョンでしたがw

結構ギャラリーさざれ石から遠いところを周っておりましてですね、ここいら辺で時計を見ると10時40分頃。

うんうんまぁ順調かな・・・、あれ?エントリー表貰いに行かなくちゃいけないよね?えぇぇぇぇぇぇ!開廊11時・・・、えぇぇぇぇぇぇぇ!!

先程は天才じゃないかと悦に入っておりましたが・・・、次の場所がすぐそこだってのに自分のアホさ加減にトホホのホであります。

エラいタイムロスだったのですが撮影行ですからね、まぁ色んな無駄も当然出ますよね、ね。うんうん。

エントリー表をもらうべく取って返して画廊に着くと、巨匠でありますところの小澤先生が居らっしゃるではありませんかいな!

気さくにお話をさせていただいた上に、講評時の件などで軽く脅し・・・、モトイ、予めご助言を頂いた後、再びフィールドへ。

その後は連々と周りまして、午後4時半頃画廊へ到着。

ドキドキの講評タイムと相成りました。内容ですが?勿論厳しいですよ。僕のようなド素人相手でも手を抜かず真剣にお話をしていただきました。

まず被写体に向かう気持ちが軽いと言うこと。構図のとり方、何を捨てるか或いは活かすか、邪魔なものが有ってどうしても入り込んでしまうならば、それをどう絵にするか等、まぁ金言ですね一財産できた感満載です。

そんな中で、唯一プラス加点となった1枚がこれ。

元になった小澤先生の作品は、地元の兄妹が浜辺で遊んでいるところを切り撮った1枚。

そんな物語は作れないので、ダンボーに手伝ってもらったのでした。

今回の大磯行では広角を使うヒントを見つけられた。

また、講評でもご指摘いただいた、ファインダーの隅々まで見て絵作りをすることを意識して今後は写真を撮ってみよう。

して、番外編

小澤先生から、「展示作品の追跡以外で自由演技はある?」と聞かれ、えぃままよ!と出した写真。

多分、他の参加者たちは子供とか家族が浜辺で遊んでる作品を多く撮るのではないかと勝手に想像して、それなら大人が遊んでる写真を撮っちゃおってんで追跡とは関係なく撮っていた。

「へー、おもしろいね」と言われ褒められたのかどうかわからなかったけど、自分では褒められたと思って帰路についたのでした。

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