E.LUDWIG V MERITAR 50mm f2.9

先日購入した表題のレンズなんですが、期限切れのSRA(こればっかり)を詰めて試写がてら赤城山に行った。
東ドイツ製のレンズで3枚3群、作られたのは概ね僕と同い年あたりであろうか。
標高1400m付近では、もうトンボ天国。
被写体には困らないとばかりに、写りは押して知るべしのぐるぐるレンズだろうとニヤニヤしつつレリーズを繰り返す。
鏡胴先端部に配された絞り環にはクリックストップが無く、しかもヘリコイド以上にスカスカなため少し油断すると”勝手に絞り込まれてしまう”事が多々あったが、KONICA FC-1の絞込み測光機能により露出の大外し連発だけは避けられた。
DDRのトリプレットだけに、写りはご覧のとおりグルグル状態。
水平が少しずれてしまったが、鳥居を撮った写真の周辺部も見事に歪んでいる。
4千円のレンズと思えば、全て許せるこの写り。
もっと癖を掴めれば、なんとも楽しい絵作りができるのでは無いかとニヤけながらスライドを眺めている真夏の夜であった。(少し危ない

コメント

タイトルとURLをコピーしました